合同展示会のお知らせ

写真作家2名とジュエリー作家4名による合同展示会を行います！

テーマは、「her LIFE」

彼女の暮らし・彼の娘の生活・あの女性の人生

作家それぞれの「her LIFE」を覗いてみてください。

日時：11月11日(土)・12日(日)、いずれも12:00〜18:00

場所：「先杯」

530-0043 大阪府大阪市北区天満3-6-10 沼田ビル1F

https://goo.gl/maps/sdmWDeYmxP12

「先杯」は、studio SOILの入るビルの1階にあり

いつも最高の料理と酒と泪と笑いを提供してくれます＾＾

11日の展示後18時から、ささやかなパーティーもご用意しております。

ただ。。。僕はその日がライブで無念の不在です。。。

12日はおりますので！！！

そして、こちらが今回のために制作した新作たち！！！

上質なムーンストーンを使って制作しました。

是非とも実物を手にとっていただきたいです＾＾

皆さま、ぜひお待ちしています！！！

鍛造

一般的にジュエリーを作る手法として、大きく分けて

「鍛造（たんぞう）」と「鋳造（ちゅうぞう）」

とがあります。

鍛造（たんぞう）は、地金の配合から始まり

溶かして、叩いて伸ばして、削って曲げて

ギコギコ、トンカン、つくっていく方法です。

対して鋳造（ちゅうぞう）は、ワックスを削り出して原型をつくり、

それを石膏に埋めてから熱してワックスを溶かし出し、

出来た石膏の型に溶けた金属を流し込む、ロストワックスという技法です。

どちらもけっきょくは手作業になるし

用途やデザインに応じて手法を使い分けるんですが、

ただ結婚指輪に関して言えば、SOILでは

そのほとんどを鍛造（たんぞう）でつくっています。

鋳造（ちゅうぞう）でつくったものにくらべて

金属の密度が高く、粘りがあり、強度があるからです。

鍛造だけでジュエリーを作るのは、とにかく時間と手間がかかります。

でもその金属の特性を考えながら

溶かして・叩いて・曲げて・伸ばして・削って

そうやって加工することが僕は好きだし、

失敗したりもするぶん経験を通して知識も増える。

あとなんとなく、仕上がりに風格が漂う。

ような、、、気がします。

そんなお話でした。

Marriage Ring #43

Pt900 / K18YG

1点ものの風格が心地よい結婚指輪。

表面に打ち込まれた細長くのびやかな槌目は

地金を棒状に加工した状態で叩いてつけています。

素敵な質感とボリューム感。

とても喜んでいただけて感謝！！！

Engagement Ring #9

K18YG, ダイヤモンド原石 0.77ct

「ダイヤの原石を使った婚約指輪でプロポーズしたくて」

と、東京からわざわざお越しいただいたお客様。

サプライズでのプロポースを成功させるため

彼女の左手薬指のサイズをこっそり測る方法を

男ふたりであれやこれやと相談しました。

そしてしばらく後、無事に指のサイズをゲット！！！

指輪の大まかなデザインの要望はお応えして

あとの細かな加減はおまかせで作らせていただきました。

決行はおふたりで山を登ったときのこと。

曇り空だった景色が、一瞬だけふわーっと雲がひらいて

晴れ渡る景色のなかプロポーズされたそうです。

…最高す。よかったす。

ほんとおめでとうございます！！！

Marriage Ring #42

K18RG / K18WG

ぐるりと中央を削って凹ませた

スタイリッシュかつ優しい印象の結婚指輪です。

ご主人の指には、一番似合うレッドゴールド。

奥さまの指にはホワイトゴールドの中でも

すこし黄色味があり魅力的なシャンパンカラーのゴールド。

末永く愛でていただけるゆったりしたデザインに仕上がりました。